オックスフォード大学が発表した論文「雇用の未来」によると、

今後のコンピューターによる自動化の影響を分析したところ、

これから20年以内に、いまの労働者が就いている職業の47%が消滅すると算定している。

「ホテルは?」と思ってみてみると、その中にホテルのフロント業務もしっかり入っていた。

《20年以内に消滅する可能性が高い職種例》

・テレマーケター(電話営業)
・不動産ブローカー
・保険会社の従業員(外交員、請求処理、鑑定人など)
・クレジットカード会社の従業員
・会計、税務処理に関わる仕事
・銀行の窓口業務、融資業務
・証券会社の従業員
・工作機械のオペレーター
・印刷技術者
・レストランの店員
・図書館司書
・スーパーのレジ係
・ホテルのフロント業務
・弁護士アシスタント

ご存知?の通り、ラブホテルは早い時期からフロントの自動化、自動精算機の導入が行われている。

今後は、ビジネスホテルや高級ホテルでも、完全コンピュータ化とはいかないまでも

かなりの部分でコンピュータ化されるのだろう。

私が社会人になった20年前は、多くの中小企業では請求書の宛名を手書きしていたし、

請求額の計算も人力でやっていたものだ。

それが今では、宛名の印刷などは一般家庭でさえ、自宅のパソコンでやっている。

会社では、そういう単純作業はコンピュータがやるようになり、それに伴い私たちの

求められる仕事も変わってきたのだ。

それがこれからも続くと思うと、大変だな、と単純に思う。

景気が上向いたからといって、雇用状況がよくなるとは限らないわけだ。

あーあ、やれるうちに頑張って仕事しよう。