仕事柄、様々なホテルの再生の相談を受ける。

最近多いのが、インターチェンジのホテルのコンサルである。

一昔前なら、高速道路のインターチェンジのホテルといえば

どの店舗も景気がよく、しかも大型店舗が多いからドル箱ホテルだった。

しかし、かつてのドル箱が最近では見る影もないホテルが多い。

その理由は、少子化、若者の草食化、不況で若者にお金がない、

などがあるが、 インターチェンジのホテルの不況に限っていえば、

飲酒運転に対する厳しさがましたことにあるだろう。

では、比較的景気がいいのは、どんな立地だろうか。

まずは、大都市の繁華街がいい。

これは昔からだが、最近は相対的にもいいようだ。

昔はホテルは、人目につかない所が良い、とされてきたが、最近は違うようだ。

今の若者は、人に見られても気にしない人が多い。

その分、目立つ立地や、繁華街がいいのだろう。

逆にお忍びの隠れ家ホテルは、厳しいようだ。

地域によっては警察が看板にもうるさいし、認知させることが難しい。

それにしても、時代によってラブホテルの好立地は変わる。

10年後の好立地はどんな場所だろう。

それが分かれば、今から仕込んでおきたいものだ。